義父への電話
別居当日、もう一つやらなければならないことが私にはありました。
タイトルの通り、義両親に連絡を取ること。
もうサイ夫とは、話が通じないし埒があきません。
実家に戻ってすぐ、私は義父に電話をかけました。
私「こんにちは。お久しぶりです。」
義父「おぉ、久しぶり。」
私「本日連絡したのは、息子さんから聞いてると思いますが、離婚について」
義父「あぁ、はいはい。」
私「あの、私は今妊娠してます。ご存知でしたか?」
義父「え?…そうなんですか?それは…申し訳ない」
申し訳ない。の意味が今でもわかりませんが、義父はこれ以来一切関与しなくなるので、真意は不明です。
そして、ここから私はかなり冷静に!話したと思います。
私「やっぱりご存じなかったんですね。今私は長子を連れて実家に戻っています。サイ夫さんが希望してますし、私も離婚したいと思ってます。お腹の子供は産みます。せっかく宿った命ですから。それから、長子の親権は自分が取ると言っているようですが、命の重さがわからない人間に子供は任せられません。長子もお腹の子も責任を持って私が育てます。
離婚の意思はお互いあるわけですし、私にとって妊娠初期で本当に大変な時期です。申し訳ないですが、かなり現状体調も悪いです。しっかりサイ夫さんと話をしてください。
それから、サイ夫さんは離婚は自の意思で決められる、と言っていましたが子供もいます。きちんと取り決めてから離婚します。本人は錯乱していて、言っていることも二転三転していて、こちらも大切な時期ですので、本当に困ってます。きちんと話合いを息子さんとしてください。お願いします。」
義父「はぁ…そうですね。妊娠してたなんて…すみません。しずくちゃんは離婚したいんだよね?わかりました。体大事にしてください」
随分とあっさりしてると思いませんか?
冷静に話したつもりでも、正直かなり怒り心頭でしたし、サイ夫を侮辱するような事も言ってると思います。
それなのに、あぁ。そうですか。そんな反応でした。
カエルの子はカエル。とはよく言ったもので、義父も日常的に妻に怒鳴り散らすモラハラ夫でした。そして、親子揃って責任のとり方を知らなかったのです。
後日、義母に何度か電話をかけなければならない事件がありました。
その時、「お父ちゃんねー完全にキレてるんよ。勝手に結婚したんやから、離婚も勝手にせいって」と言われました。
本当に、大の大人が揃いも揃って責任逃ればかり。サイ夫は、なるべくしてサイコパスになったんだと義両親を見て思いました。
「子供お腹にいるんですけど?堕ろせとか言ってるけど?あんたの息子、頭おかしいよ」
「離婚するよ。ご希望通り」
「あんたの息子じゃ話にならないし、私は妊娠初期!大事な時期なの。きちんと話し合って。息子と。マジでこれ以上私達家族を苦しめるな」
本来なら、怒鳴って上記のようなことを言いたかったです。
言っていればよかったです。
これも、別居当日の出来事です。