SNS攻撃

何とか当面の荷物を持ち出し、別居、離婚意思の確認、長子を引き取る事を伝えて実家に戻ってきました。

 

長子は、淡々としていました。この時は、何が起こったのか理解できていないようでした。当然です。

 

両親、弟、そして私と長子。まずは長子の精神安定を第一に。私の体も考慮して、でも淡々と離婚の話を進めよう。元々サイ夫の言い出したことだし、私も意思が固いのだから。そのような事を大人で話していました。

 

この時、私はサイ夫からの連絡が怖く、SNSや電話などほとんどを拒否していました。

すると、弟のLINEに

「あいつに、LINE無視しないでって伝えて」

そう連絡が入りました。

「姉は妊娠しています。今はそっとしておいてもらえませんか?」

 

そこから、サイ夫のサイコパススイッチが入ります。

弟に対して、「何で俺が堕ろせって言ったかわかる?俺だって妊娠したってわかって嬉しかったんだよ!」「でもさ、産んでから育てられなかったじゃ遅いんだよ?」「これが俺責任の取り方だよ!」等怒涛のLINEを送付してきました。

弟だけではなく、母にも並行してLINEを送付していました。

「すみませんでした!本当にすみません。」「しずくは、本当に産む気なんですか?」

母は、「今日伝えたように、しずくは産みたいと言っています。簡単な事ではないですが、私たちがサポートします。」というような事を送りました。

 

すると

 

「産むのであれば離婚しません」

 

全員の頭に?がついたと思います。私は、鳥肌が止まりませんでした。

この人、頭おかしい…

 

「僕の責任の取り方は、しずくに堕ろさせ、長子を自分が育てる事です。堕ろさないのであれば、その子には生まれたときから父親がいない子になってしまいます。そんなの耐えられません!」

 

どこから何を伝えたらいいのか、お手上げ状態でした。

 

そして父にもLINEが届きます。

「やっぱり長子は僕が育てます!しずくは大丈夫ですか?」「話し合いたいので今から家に行ってもいいですか?」

 

夫婦間で話し合いをせず、離婚する事を義母に一番に伝え、私には一方的に離婚する!籍だけ抜いて奴隷になれ(意訳)。両親には、しずくとは第二子が望めないので離婚する、と言ったのはサイ夫です。

私から話し合いをすべきでは、と提案しても俺の中では答えは決まっている。と拒絶したのに、いざ離婚、そして親権も出産もと自分の思い通りに事が進まず焦ったのでしょう。

この日のLINEだけで、100通は超

えていたと思います。その全てが、「自分の事」「保身」でした。

決まり文句は、「俺も悪かったけど、こう言わせたのはしずく。ここまで追い詰めたのはしずく」

 

常軌を逸した言葉の数々に、皆呆れていました。父だけは、「男はこんなもんだ」とサイ夫に理解を示すような事も言っていました。一番冷静で、楽観的でした。

 

「娘は今、妊娠中ですよ。怖がらせてどうするのですか。話し合いをする必要はあるでしょうが、しずくは離婚の意思を固めています。本日は娘と孫をきちんと休ませてあげてください。後日離婚の話し合いをしましょう」

 

上記のような文言をサイ夫に父が送付しました。

母は、私と同じくサイ夫に恐怖心を抱いており、既読スルー。弟は、雑談を続けながら、今後の話し合いに必要になるであろう情報を引き出していました。(この時の記憶は鮮明ではないですが、文字で送ってくれたことで、後々サイ夫の異常性を証明するのに役立ちます。)

 

家族全員が疲れ果てた別居当日の出来事です。